安全と健康上の注意


〇山歩きコースでの注意

・雨が降った翌日・翌々日は水はけの悪い場所が「ぬかるみ」状態となり、滑って転倒することもあります。ウェザーニュースなら前々日までの天気を見ることができます。

 無理にぬかるみの縁を歩いていると、かえって足を滑らせて転倒するのて、あえてぬかるみの中に足を踏み入れるようにしましょう。靴だけなら帰宅してから洗えば済みます。たとえ木々を掴んでいるから大丈夫と思っても、足を滑らせれば体が伸びて体全体が泥まみれになることも。

・分岐点に行先表示がない場合が少なくなく、ルートから外れた点検・管理用の小道に入り込んで迷う場合があります。マップを持参していても現在位置が分からなければ何の役にも立ちません。スマホのGoogleマップを見ることは有用ですが、G4電波が弱すぎると役に立ちません。自分がルートのどこにいるのか把握するのが苦手な方は、山歩きは避けましょう。

・滑落した場合、携帯電話で助けを呼べなかったり、現在位置を伝えることが難しいことに留意。

虫よけスプレーは必須!

 

〇日陰の少ないコースでの注意

・どのコースにも日陰があまりない区間があります。

・帽子または日傘の持参、水分補給の用意。帽子よりも日傘の方が体が浴びる日射を減らすことができます。

・日傘でも太陽光で熱せられた路面からの赤外線放射は防げないので、日陰の少ない経路はバスを利用する、日が傾いてから歩くなど工夫しましょう。

 

〇紫外線

・紫外線が強い年間日数(UVインデックスが8以上)は、過去35年間で23日から61日へ2.65倍に増えています。

・紫外線の約6割は散乱光のため、日陰にいても空が見えれば紫外線を浴びていることになります。

紫外線は薄曇りで快晴時の約8~9割、曇りで約6割、雨が降っていても約3割浴びることになります。

出典:気象庁「オゾン層・紫外線の知識

 

〇歩きすぎに注意

・腰、膝、股関節に違和感があったら、早めに切り上げ、バス等で帰宅しましょう。

・腰によい歩き方があるので、調べてみましょう。 

(参考)

股関節から歩く!今すぐ簡単にできる歩き方エクササイズ(股関節/大腰筋を使う。もり鍼灸整体院)

今すぐ簡単にできる生涯歩くために一番大事なトレーニング(中殿筋のトレーニング。もり鍼灸整体院)

 

〇トイレ

歳を取るとトイレが近くなる。このサイトに掲載しているコースは山歩きでも人の往来が少なくありません。

出発点と到着点は公衆トイレの位置を意識して選んでいますが、ちょうどよい場所にトイレが見つかっていないコースもありますので、マップを事前によくご確認ください。

コンビニのほとんどは客用トイレを設けているようです。見つかり次第マップに追記するようにしています。